通信の書き方が分かる!続け方が分かる!学級経営が分かる!「子どもが主役の学級通信の作り方 小学校編」
学級通信は、日本の教育実践の中でもポピュラーなもののひとつです。
子どもの頃に、その先生なりの思いや願いが込められた学級通信を発行する先生に出会ったことが一度はあるのではないでしょうか。
ただ、いざ教師になって書いてみようと思うと、
「書いたことはあるけれど、続かなかった…」
「学級経営に生かすにはどうすれば…」
「忙しくて、そもそも書く時間がない…」
という悩みにぶつかる人も多いです。
それもそのはず、学級通信を発行することは授業づくりやその他の業務ではないので、誰かが必ず教えてくれるというものではないからです。
そんな中、AISES会員の先生が、書籍を出版されました。
この記事では、著者である中井俊之先生からコメントをいただきました。
ご著書の内容と紹介させていただきます。
新年度に向けてぜひ、ご参考にしてみて下さい。
通信を書かない人にも読んでほしい
こんにちは、中井俊之です。
広島県で小学校教諭をしています。
この度、「子どもが主役の学級通信の作り方 小学校編(学事出版)」(定価2,200円,税抜)を出版させていただきました。
「子どもや保護者に読まれる学級通信を書いてみたい」
「書いたことはあるけれど、続かなかった…」
「学級経営に生かすにはどうすれば…」
「忙しくて、そもそも書く時間がない…」
先に紹介したこのようなことは、どれも私が経験したことです。
私は、今でこそ学級通信を継続的に発行できていますが、
初めは書き方、継続の仕方、学級経営への活用については全く手探りの状態でした。
今は、楽しんで通信を書いています。
楽しんで続けていくには、少しのコツと教師としての思いや願いが必要です。
本書では、特に思いや願いをどう伝えるかについて多くのページを割いています。
また、本書の巻末には、1年間に発行したほぼ全ての通信を月別に掲載しています。
・教育相談
・生徒指導
・学級経営
・協同学習
・クラス会議
・UDL(学びのユニバーサルデザイン)
といった学級経営の実際が分かるような構成にもなっています。
タイトルこそ、「学級通信の作り方」としていますが、本書は、学級経営や教育相談・生徒指導が大きなテーマとなっています。
学校現場において「働き方改革」が取り組まれる現在、教員全員が学級通信を書くべきだとは思いません。
しかし、学級経営や教育相談・生徒指導はより重要なテーマとなってきています。
本書は、その取り組みを学級通信というツールで紹介させていただいたものです。
AISESの会員の方や教員免許状更新講習を受講された方におかれましては、MLA(マルチレベルアプローチ)を学級で行う際の一助にもなるのではないでしょうか。
ぜひ、御笑覧ください。
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※2022年3月中に限ります。