新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方々のご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。2025年は私自身にとっても大きな節目となる年でした。広島大学教授職を退官し、新たに名誉教授となったことで、これまでの研究と実践をさらに深める機会を得ることができました。本年も引き続き「教育を通じて子どもたちに明るい未来を!」というビジョンの実現に向け、全力を尽くしていく所存です。
さて昨年、フィリピンでの貧困家庭支援事業では、現地NGOスタッフとともに「心理社会的支援プログラム」や「経済的自立プログラム」を実施し、18家庭中15家庭が1日1食から3食に改善するなどの具体的な成果を確認することができました。この取り組みを通じて、日本で提唱してきた包括的生徒指導モデル(MLA)のエッセンスが、海外の貧困層の生活改善にも寄与できる可能性を実感しました。2026年度以降も、国内外を問わず、より多くの子どもたちや家族の未来を支える活動を展開していきたいと考えています。
また、子どもたちの適応感を測る「アセスWEB版」「B-SAFE」の開発が新たなフェイズに入りました。学校現場でより効果的に活用できるよう、システムの改修を進めています。現場の先生方の声を丁寧に伺いながら、引き続き共により良い仕組みを作り上げていきたいと考えております。
さらに、昨年末には広島・江田島で研究協力者たちと合宿を行い、2026年からの進化版MLAプログラムの準備を始めました。AISES設立12周年を迎える今年は、これまでの歩みを振り返りつつ、新たな挑戦を続ける年にしたいと考えています。


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