学生のフィリピン体験レポート第三弾です。
今回の訪問はJICAのプログラムを実施するため現地スタッフのファシリテート研修がメインですが、今日はそのための打ち合わせでした。
夕方からはフリーになったので、学生には「フィリピン体験に行ってこい」と言いまして、その報告も入っています。では、報告をご覧ください。(栗原)
22日AM:打ち合わせ @HOLPFI事務所
今日は、午前中、HOLPFIの事務所で打ち合わせがありました。子どもが対象のCプログラムと保護者が対象のPプログラムについて、学生、先生、HOLPFIのスタッフで共通理解を図りました。
フィリピンという日本と文化や環境が違う中で、プログラムを成功させるためにはどのようなことを考えなければならないのかということを教えて頂き、まずは、感情的に楽しいと思って、続けたいと思わせることが必要だということを教えて頂き、プログラムの構成や目的以上にそのプログラムをやりたいと思えるような楽しい活動を多く入れる必要があることを再確認しました。
また、自分たちの考えをフィリピン人のスタッフに英語で説明してみることにも挑戦しました。フィリピンで過ごしている中で少しは英語にも慣れてきたかなと思っていましたが、実際にいきなりやってみるとかなり難しかったです。結局先生や日本人スタッフの方のお力を借りて何とか伝わったようでしたが、英語がしっかりと話せるようにならなければと思わされました。きれいな文章を考えて完璧に話そうとするのではなく、思い付いた単語をつなぎながらでも少しずつ即興で話せるようにどんどん英語を話す、聞くことに挑戦していこうと思います。
22日PM:フィリピン散策【リサール公園】
夕方ごろから、フィリピン国立博物館にフィリピンではどんな美術品があるのか、日本のものとの違いはどんなことがあるのかなどを見に行きました。歌や踊りとは違うフィリピンの芸術文化を見ることを楽しみにしていたのですが、想像以上にタクシーに時間がかかり、入っても30分ほどで閉館になってしまうということで、目的地を変えて無料で入ることのできるNational Museum of AnthropologyとNational Museum of Natural Historyという2つの博物館に行きました。
どちらの博物館も18時までだったので、30分ほどしかいることができませんでしたが、National Museum of Natural Historyは、6階建てでそれぞれの階によって地球や岩石、金などの鉱物、魚や鳥などの生き物、絵画など幅広く展示されていました。
その後は、近くのリサール公園に行きました。とても広い公園でしたが、その中でもたまたま噴水が上がる時間だったようで、すごくきれいな噴水を見ることができました。