広島大学で20年以上にわたり教育相談や生徒指導の普及・啓発に尽力してきた栗原慎二代表理事が、2025年3月末をもって広島大学を定年退職いたしました。
これを記念し、多くの関係者が集う祝賀会が開催され、栗原のこれまでの功績を称える場となりました。
最終講義の開催
広島大学東千田キャンパスにて行われた最終講義には、100名を超える参加者が集まりました。
長年の研究と実践に基づく講義内容は多くの参加者に感銘を与え、 栗原の教育に対する情熱や成果を改めて感じさせる機会となりました。
この最終講義の様子は動画で収録しておりますので、ぜひご覧ください。
▶最終講義の動画はこちら
栗原慎二の略歴
学歴
1983年3月: 埼玉大学教養学部 卒業
1985年3月: 同大学大学院文化科学研究科修士課程 修了
1999年3月: 兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程 修了
2006年3月: 博士(学校教育学)(兵庫教育大学)取得
職歴
1986年4月: 埼玉県公立学校教員
2003年4月: 広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター 助教授
2007年4月: 同准教授
2008年4月: 広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター 教授
2016年4月: 広島大学大学院教育学研究科 教授
2020年4月: 広島大学大学院人間社会科学研究科 教授
2025年3月31日: 定年退職
主な役職・活動歴
広島大学 教育実践総合センター長(2013年~2015年、2017年~2024年)
日本学校教育相談学会 会長(2015年~2021年)
日本ピア・サポート学会 常任理事(2002年~現在)
文部科学省 生徒指導提要改訂協力者会議委員
広島子どものこころ支援ネットワーク 設立(2010年~現在)
受賞歴
2003年11月: 広島大学 学長賞
2014年8月: 日本学校教育相談学会賞
2023年: 国分康孝スクールカウンセリング賞 貢献賞
今後に向けて
栗原慎二代表理事は、これまでの経験を活かし、 学校教育開発研究所の活動をさらに発展させていく意向を示しています。
今後も、教育相談や生徒指導の分野での貢献を目指し、研究と実践の両面で社会に寄与していきます。