連載 初めての相談係として

連載 短期学校カウンセリングモデルの試み

連載 高校生との今

連載 使ってみよう!アセス

連載 初めての相談係として

タイトル内容

第1回 相談係としての基本的視点

教育相談的な視点と手法は、治療的活動だけではなく、生徒の問題行動の予防と能力の開発に生かしていく必要がある。ここでは、そのためにはどのような問題意識をもって日ごろ活動すればよいのか、年度当初どういったことに取り組むべきかが記載されている。

第2回 どうすれば学校の雰囲気を変えられるか

学校教育相談の抱える課題の1つに、教育相談に対する肯定的な雰囲気をどう作るか、がある。ここでは、学校教育相談の定着を阻む考え方や、それをふまえどう定着させていくか、その具体的な活動は何か、について記載されている。

第3回 教育相談組織を継続させるために

教育相談を校内の組織にどう位置づけるかによってその活動は大きな影響を受ける。ここでは、教育相談が最も有機的に機能する形態と、その組織を継続的に運営していくための留意点が記載されている。

第4回 教育相談の守備範囲と研修

今回は、教育相談活動はどういった療育を扱うのか、また教育相談係の主要な義務は何か、研修はどうあるべきかが記載されている。

第5回 治療的ニーズにどう応えるか

今回は、治療的活動の位置づけや、治療的活動の学校モデルとしてのチーム指導はどうあるべきか、またその利点は何か、相談室の働きとは何か、そして治療的活動の原則は何かが記載されている。

第6回 予防的・開発的教育相談とは

予防的・開発的活動は教育的で、学校という場にふさわしい活動である。ここでは、予防的・開発的活動推進のための三段階や、活動を作り上げるために必要な視点、実際に行う活動が記載されている。

連載 短期学校カウンセリングモデルの試み

 
タイトル
内容
 
第1回 学校カウンセリングモデルの条件
学校でのカウンセリングには心理臨床モデルは不適合な面があり、より学校に適した学校カウンセリングモデルの開発が必要である。ここではそうした考え方や、そのモデルの条件が記載されている。
第2回 短期学校カウンセリングモデルの理論
今月は短期学校カウンセリングモデルの理論が説明されており、短期学校カウンセリングの基本的な発想や、そこで使われる問題解決の公式、自己効力感の改善や介入のポイント、カウンセラーの態度などが記載されている。
第3回 モデルの目的と適用上の留意点
今回は理論編の最終回として、短期学校カウンセリングモデルが意図する3つの効果、モデルのイメージ、利用上の留意点が記載されている。
第4回 カウンセラーの留意点と最初の20分
今回から実践編に入る。ここでは、カウンセラーとしての留意点、初回面接における最初の20分、安心感・安全感の獲得における具体的な進め方やそこでの留意点が記載されている。
第5回 ゴール(最終目標)の設定
前回は初回面接の導入部分である安心感・安全感の獲得まで説明されたが、今回は目標設定に入り、目標設定に入る前提としての協働関係の成立や目標設定のステップ、注意点などが記載されている。
第6回 目標の細分化とモニタリング
ゴールにつながる近未来の具体的で小さな目標が行動化を促し、自信を育て、新たなる行動への意欲を生み出す基盤となる。そのため今回は目標の細分化とモニタリングのステップやそこでの注意点などが記載されている。
第7回 判断過程と対処方法の選択
今月は、「プラス1点程度の生活に近づくための方法」を考える段階であり、問題解決の判断過程と対処方法の選択である。判断過程と対処方法の選択のステップや注意点などが記載されている。
第8回 面接中期=変化の拡大ステージ(1)
先月までで初回面接の話がおわり、今月から面接中期に当たる「変化の拡大のステージ」に入る。こでは、データに見る生徒の自己効力感や自尊感情の変化、第2回や第3回面接の特徴や進め方、注意点などが記載されている。
第9回 面接中期の後半―チェックポイントの提示とサポートの獲得―
前回は面接中期の前半について説明され、今回は中期の面接の後半として「目標の細分化」「判断過程」「対処方法の選択」や面接の流れについて記載されている。
第10回 面接後期=再統合ステージ(1)
今回から第4回、5回にあたる「再統合ステージ」に入る。ここでは面接第4回・第5回の特徴や再統合ステージの進め方、特に問題解決の公式のモニタリングの段階までについて説明されている。
第11回 面接後期=再統合ステージ(2)
今回は面接後期のなかでも問題解決の公式のモニタリングの続きから面接の終結までが説明されている。具体的には認知のモニタリング、認知的変化の確認の実際、認知的変化と行動上の変化の関係、認知的変化が見つからない場合、などが記載されている。
第12回 質問にお答えします
これまでの連載に対する質問に対する返答が記載されている。具体的な質問としては、ゴールを設定しようとすると抽象的な答えが返ってきて具体的な目標を引き出せない、このモデルは感情を軽視していないのか、などである。

連載 高校生との今

 
タイトル
内容
 
第1回 孤立し、何を考えているのかわからない生徒
頭髪や服装などに問題があり、欠席数も多く授業でもほとんど寝ており、孤立し何を考えているのかわからない生徒が、卒業式の入退場で歌う歌を作るほどに変貌した事例が記載されている。
第2回 仲良くしていても、いつかは裏切られるんじゃないか
成績はトップクラスで物静かで、孤立はしていないが特に親しい友人がいない生徒の、「仲良くしていてもいつかは裏切られるんじゃないかという陰の部分の原因を引き出し、陰の部分がなくなっていった事例が紹介されている。
第3回 真剣勝負
憎めないところを持っているが学校も適当にさぼる、話をするとたばこ臭い、成績はクラスでほとんど最下位、そしてバイクに乗って謹慎処分になってしまった生徒に対し、信頼関係が形成されていたことを活かして直面化を用いてカウンセリングを行い、生徒に大きな変化をもたらした事例が紹介されている。
第4回 不登校と赤面症を乗り越えて
幼稚園時代からいじめられる傾向があり、小学校や中学校では不登校だった時期もあり、高校一年時には教室に入れず相談室登校を続けていた生徒が、考え方をコントロールできるようになり明るくなった事例が紹介されている。
第5回 無理しないと、グチャグチャになっちゃう
上位だった成績が2学期になって急降下した生徒の本音を引き出し、定期面接に持ち込んだ結果、表情が明るくなり勉強にも励むようになった事例が紹介されている。

連載 使ってみよう!アセス

 
タイトル
内容
 
第1回 男子に嫌がらせを受けたと訴え、休みがちになった高1A子
男子に嫌がらせを受けた感じ、学校を休みがちになってしまった子の事例の概要と、とその子やその子の学級のアセスの結果が紹介されており、その結果をどう読み取るか、読み取った結果どう支援につなげるか、が記載されている。
第2回 トラブルになった中1のA男とB男
今回は、トラブルになってしまったA男とB男の事例の概要と、アセスの結果からみる二人のトラブル前後での変化や、それに応じた支援方策が記載されている。
第3回 アセスを使って、学校としての今後の方向性を考える
今回は、クラーク記念国際高等学校芦屋キャンパスでのアセスの結果のうち、学校全体の特徴と学級平均票から読み取れること、そしてそれを踏まえた今後の学校の方向性について記載されている。
第4回 学級崩壊状態だった学級を引き継いで
今回は、前年度が学級崩壊状態だった学級を引き継いだ先生の取り組みと、アセスの学級平均票や学級内分布票から読み取れること、それらを踏まえて今後どう支援していくか、が記載されている。
第5回 アセスの結果と自分の見立てが異なるとき
今回はアセスの結果が自分の見立てと違って出た事例が紹介される。事例の概要として学級の様子と表情が暗くトラブルを起こしがちな中2のB男について、アセスの学級内分布票・平均票やB男の個人特性票と観察から読み取れることについて、そしてそれらを踏まえどう支援するかについて記載されている。
第6回 学級崩壊したことのある学級への転入生
今回は以前学級崩壊し、転入生A男が入り再び学級崩壊に陥った学級に対してスクールカウンセラーがアセスを用いてアドバイスを行った事例であり、事例の概要とアセスの学級内分布票、A男の個人特性票から読み取れること、それらを踏まえどう支援するかが記載されている。
第7回 小学校高学年で女子の力が強い学級
今回は女子の力の強い小学校6年の学級の事例です。「教師サポート」を中心に検討していきます。「教師サポート」の意味を整理するところから始め、学級内分布票から読み取れることを分析していきます。そして、アセスの結果を踏まえ、どう支援するかが記載されている。
第8回 二分・二極化した学級に手厚い教師サポートでかかわって
今回は攻撃性の高い児童や不登校傾向の児童のいる二分・二極化した学級に、ピア・サポートの取り組みをはじめ、手厚い教師サポートでかかわっている事例の概要とアセスの結果、それを踏まえどう支援するかが記載されている。
第9回 アセスについての質問に、お答えします
今回はアセスの項目の構成や使い方についての質問への回答が記載されている。具体的には、5年生の時と6年生の時の結果を比べることができるか、学術的な論文に使えるか、小学1,2年生にも使えるか、2回目や3回目のときに質問項目の順番を変えてもよいか、などの質問である。
第10回 家庭に困難な背景を持つ子どもたち
今回は家庭に何らかの特徴や困難を持つ子どもたちをピックアップし、それがアセスの結果にどのように表れるのか、またそれをふまえてどう対応していくかが記載されている。
第11回 “学級全体を対象とした教育的な仕掛け”の大切さ
今回は、なぜ問題のある子どもに対する個別の対応だけでなく学級としての取り組みが必要になるのか、学級全体への支援の必要性をこの問題にすり替える危険性とは何か、また教師サポートの重要性やそのあり方などが記載されている。
第12回 アセスの7つの活用法
今回は、アセスの基本的な使い方である「アセスメントの道具として」などを含むアセスの7つの活用方法が紹介されている。
第13回 全教職員が全児童を見守るという意識が高まる
今回からアセスを使用した実践を紹介し、それに著者がコメントをしていくというスタイルになる。今回は学校の実態が知りたいという思いで全校でアセスを実施し、また職員研修を行った事例とそれに対する著者のコメントが記載されている。
第14回 アセスのデータをもとに学級経営の方針を立てる
今回は、生徒指導と教科指導の両面から学級経営の方向性を見出すためにアセスを活用した実践例と、それに対する著者のコメントが記載されている。
第15回 適応指導教室でのアセスの活用
今回は、適応指導教室でアセスを活用し、アセスメントや支援方法に生かしていった事例とそれに対する著者のコメントが記載されている。
第16回 的確な支援を目指して様々な場面でアセスを活用
今回は高校で、進路面談や生徒の問題点、行事など様々な面でアセスを活用し支援を行っていった事例とそれに対する著者のコメントが記載されている。
第17回 中1ギャップ問題の未然防止に向けて
今回は、小中連携・中1ギャップの防止のためにアセスを活用し、その結果や学校の強みを生かしていった事例とそれに対する著者のコメントが記載されている。
第18回 学年主任としてアセスを活用
今回は学年主任としてアセスをコンサルテーションや学校全体での事例検討、授業研究に活用していったこと、また学年の先生とアセスの話をする際に留意したことと、それに対する著者のコメントが記載されている。
第19回 アセスの様々な活用法 生徒理解・コンサルテーション・授業研究会・学校経営評価・小中連携基礎データとして活用して
今回は、アセスを「児童生徒理解のツール」としてのみでなく、教育実践の効果を評価し洞察するツールとして様々な視点でアセスを活用した事例と、それに対する著者のコメントが記載されている。
第20回 アセスの校内研修会のすすめ
担任としてアセスを活用し、その後アセスの校内研修会を導入したり、アセスを活用して事例検討を行ったりした事例とそれに対する著者のコメントが記載されている。
第21回 アセスでエラーが出たときの対応
今回は、アセスでエラーが出たときの対応を中心に、7つの疑問に対する回答が記載されている。
第22回 高校の進路指導・クラスづくりにアセスの活用
高校での進路指導やクラスづくり、個別支援にアセスを活用した事例と、それに対する著者のコメントが記載されている。
第23回 ADHD不注意型の小学生へのかかわりにアセスを活かす
ADHD不注意型の男の子のアセスメントや支援方法、支援方法の評価にアセスを活用した事例と、著者のコメントが記載されている。
第24回 アセスを120%活用する
最終回は、著者がアセスの結果を読み取るときにどんなことを意識しているのかを学級内分布票の見方と個人特性票の見方に分けて記載されている。